胆石発作から胆嚢摘出手術まで~入院・持ち物・費用・限度額適用認定証について

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こちらの記事は、管理人が実際に経験した胆嚢摘出術(腹腔鏡下胆嚢摘出手術)についての入院日記です。手術までの経緯や流れ、入院準備の為の持ち物や費用について書いています。また、医療費を安く抑えられる限度額適用認定証についても載せていますので、これから手術を受ける方やご家族が手術を受けるという方など是非参考にしてみてください。

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手術の経緯

はじめての入院のイメージ画像

ある晩のことです。ゲームをしていたら突然胃に痛みを感じ、10分ほどで耐えられないほどの強烈な痛みに変わりました。そして家族に体を支えてもらいタクシーで救急病院(救急当番病院)に行きました。

救急病院ではまず診察をして、痛み止めの点滴を打ってもらいました。点滴をしてから15分ほどで痛みは和らいでいきました。点滴の後に超音波(エコー)検査と血液検査をしました。

その結果、先生に「胆石発作」ではないかと言われました。

そして、手術をすすめられ、外科の受診予約をした方がいいと言われました。

その日は、痛み止めの薬をもらい家に帰りました。

胆石発作って何?

胆管に胆石が詰まった時に鳩尾や右上腹部に激痛が起こる発作。油っこい食事の後に起こる事が多い。

診断の決め手

  • 超音波(エコー)検査で胆石を確認
  • おなかを押した時に胆嚢のあたりが痛む
  • 血液検査での炎症反応が陽性

この日かかった費用

診療費16,000円
交通費10,000円(タクシー代)

外科受診から入院まで

救急病院に行った次の日、すぐに外科受診の予約をしました。

外科受診日、診察とエコー検査をしました。その結果、やはり手術をした方がいいという話になりその場で手術することを決めました。すぐに決めたのはまず、エコー画像が衝撃的だったからです。だって、あんなに綺麗にぴっしり胆石が並んでいたんだもの。

エコー検査の胆石の画像

手術を決めた理由

  • 胆石発作らしきものが1年に3回ほど起きている為
    胆石発作と診断されてはいないけれど、同じ症状が起きたことが数回ありました。
  • 薬(ウルソ)はあまり効かないらしい
    詳しいことはわかりませんが、胆石を溶かすウルソという薬は効かない人も多いらしいのです。別の病院でも同じことを言われました。
  • 胆石が溶けてもまた石になる可能性が高いらしい
  • また発作が起きるかもしれないという強い恐怖心
  • 胆管に詰まることによって他の病気になる恐れがある為

近年では、日本人の10人に1人が胆石を持っていると言われています。しかし、全員が胆嚢摘出手術を行うわけではありません。胆石があっても胆石発作などの症状が出なければ手術する必要はないそうです。私の場合、胆石発作があったため手術を決めました。

入院日や手術日は後日電話で連絡が来ると言われました。入院までに手術のための検査がいくつかあり、何度か通院することになりました。この日はすぐにできる検査をして、次の検査予約をして帰りました。この後検査の為に数回通うことになります。

手術の為の検査内容

血液検査・尿検査・検便検査・レントゲン検査・心電図検査・胃カメラ検査・CT検査

通院(3日)にかかった診療代と交通費

診療費14,630円
交通費14,900円(タクシー・電車代)

心配なことや聞きたい事、苦手なことがあるなら、先生や看護師に相談しましょう。

【重要】限度額適用認定証は入院日までに用意するべし!

限度額適用認定証があれば、入院・手術費を安く抑えることが出来ます。限度額適用認定証を保険証と一緒に病院の窓口で提示することにより、医療機関に支払う自己負担額が一定の額までとなります。※保険診療外の費用や食事代等を除く

ちあきち
ちあきち

手術や入院日が決まったらすぐに限度額適用認定証を入手しましょう!

何故早めがいいかというと・・・

退院日に窓口で支払う金額を抑えるためです。

入院・手術をすると医療費が高額になります。数十万かかることも少なくないですよね。そして、その費用は一般的に退院日にまとめて支払います。しかし、数十万を一括で支払うのは結構きついですよね。そこで、限度額適用認定証を入院日までに用意して会計までに窓口に提示しおくと、退院日の支払いが抑えられます(自己負担額が一定の額までとなる)。退院日に普通に会計して数十万支払い、あとで申請して自己負担限度額を超えた額を払い戻してもらうことも出来ますが、先に申請しておいた方が負担は小さいかと思います。

※限度額適用認定証は入院日の手続きまでに用意できなくても、病院によっては退院日までに提示すればOKという場合が有ります。限度額適用認定証をいつまでに提示するかは病院の事務の都合によるので、入院日までに確認してみてください。

ちあきち
ちあきち

私の場合、60万かかるところが12万に抑えられました!

申請方法はとっても簡単です♪

限度額適用認定証の申請方法

  • 国民健康保険
    お住まいの地域の区役所「国民健康保険」窓口へ申請します。
  • 協会けんぽ
    全国健康保険協会(協会けんぽ)の各都道府県支部に申請します。申請書類は協会けんぽのwebサイトからダウンロードできます。
    1. 協会けんぽのサイトから申請書をダウンロード
    2. コンビニでプリント
    3. 必要事項を記入
    4. 協会けんぽ宛に郵送
    管理人もこの方法で申請しました。申請書は1週間くらいで届きました。
  • 組合健保
    各健康保険組合に申請します。

入院生活について(手術前)

入院日数8日間
手術~退院までの日数5日間

私が入院した病院は、新築移転したばかりなのでとても綺麗で清潔感がありました。はじめての入院が綺麗な病院でよかった♪

入院初日
まず入院窓口で入院手続きをして麻酔科を受診。その後病室(4人部屋)へ移動して、荷物の整理をし、持ってきたパジャマに着替えて、ベッド周辺の過ごしやすい環境づくりをしました。パジャマは病院でレンタルできますが、自分のパジャマの方がリラックスできそうなので、管理人はパジャマ2種類と寒かった時にはおれるものを持っていきました。病室は基本的に暑いです。昼過ぎはかなり暑かったのでアイス枕をもらいました。また、貴重品はジップロックのようなチャック付きの袋に入れてベットの横の鍵付きロッカーに入れていました。

手術まで数日あり、やることもないので1日のほとんどの時間、読書をして過ごしました。かなり暇なので、暇をつぶせるものを何か持っていくといいかと思います。

消灯時間は21:00でした。普段この時間に寝ることがないのと環境が変わったことによりなかなか寝付けませんでした。夜きちんと眠るために、手術をする前の入院生活では昼寝もしないように気を付けました。ベッドで過ごすことが多かったので結構きつかったです( ˘ω˘)スヤァ

また、管理人が入院した病院では、眠剤をもらうことが出来たので、しっかりと睡眠をとることが出来ました。手術前日の消灯後は、いつもより不安感が強くなり絶対眠れないと思っていたので、眠剤がもらえて本当に良かったです。

入院中は毎日尿の回数と便の状態を聞かれました。管理人は便秘になりがちなので、下剤をもらい寝る前に飲んでいました。入院中はあまり動かないので便秘になってしまう人が結構いるそうです。

食事について

病院食は美味しくない・・・なんてよく聞きますが、全くそんなことはなくどれもこれも美味しかったです。病院によって差があるのかもしれないですね。毎日違うメニューで、いろいろ工夫されていました。ちらし寿司や中華の日もありましたよ~♪

魚は骨がすべて取り除かれていたので、すごく食べやすかったです。魚の骨を全部取るなんて大変ですよね。ありがたや~(*⌒人⌒*)また、理由はわかりませんが魚の調理法はすべて煮たもので、焼き魚は一度も出ませんでした。たまたまかもしれませんが。

家では、1日2食しか食べませんが、入院中は朝昼晩3食しっかり食べるので、痩せるかなーと思っていたけど体重は変わりませんでした。

ちあきち
ちあきち

食事は入院中の最大の楽しみでした♪

入院持ち物

入院に必要な持ち物をまとめました。入院の準備にお役立てください。

着替え

パジャマ・下着・靴下・羽織りもの

洗面用具

タオル・歯ブラシ・歯磨き粉・コップ・マウスウォッシュ・デンタルフロス・洗顔料・基礎化粧品・ブラシ・髪ゴム・マウスピース

お風呂道具

バスタオル・シャンプー・リンス・ボディソープ

その他

コップ・ゴミ箱用の袋・飲んでいる薬・充電器・筆記用具・箱ティッシュ・ウェットティッシュ・生理用品・本・タブレット・上履き(スリッパ禁止)・洗濯洗剤・洗濯ばさみ・輪ゴム

必要な場合は入れ歯ケア用品・コンタクトケア用品・おむつ

持ち物については、病院側から必要なものが書かれた用紙をもらうか説明があるので、特別不安に思う必要はないかと思います♪また、持ってきてはいけないものや禁止事項が結構あったので、病院からもらう入院時のパンフレットはしっかりと読むようにしましょう。

管理人が入院した病院では、枕やマイ箸の持ち込みなどが禁止でした。

ちあきち
ちあきち

入院準備はこれでばっちり♪

胆嚢摘出術手術について

手術内容:腹腔鏡下胆嚢摘出手術

腹腔鏡下胆嚢摘出手術

腹腔鏡下手術とはお腹の中に腹腔鏡というカメラを入れ、お腹の中の様子をモニタで見ながら細長い鉗子という器具を使って行う手術です。おへその下を約1.5cmほど切りそこから腹腔鏡をお腹の中に入れ、みぞおちと右側の肋骨の下に2個所の合計3個所から細長い鉗子を使って胆嚢を取り出す手術です。

腹腔鏡下胆のう摘出手術の傷跡の画像

腹腔鏡下胆嚢摘出手術の長所

  • 傷跡が目立ちにくい
  • 痛みが軽い
  • 翌日から飲水や食事ができる
  • 早期退院ができる為早期の社会復帰が可能
  • 入院期間が短いため経済負担が少ない

※胆嚢の状態により腹腔鏡下胆嚢摘出手術が行えず、開腹下手術になる場合もあるそうです。

手術当日

午後からの手術なので朝ご飯は抜いて、水が飲めるのも10:00まで。時間になり看護師さんと一緒に歩いて手術室に行きました。あまり緊張していなかったのに、手術室の扉が開いた瞬間、突然ものすごい不安に襲われ心臓がバクバクしてめまいがしました。

手術台の上に寝て、麻酔科の先生方が色々説明をしながら作業を進めていました。みなさん親切で、私が不安を感じないように声をかけ接してくださいました。

説明後に点滴で麻酔をし、十数秒で意識がなくなりました。気を失う直前にぼーっとして何か意味の分からないことを言ったのを覚えています。恥ずかしい(/ω\)

麻酔を嗅いでパタリの画像

手術が終わり麻酔から目覚めたときはまだ手術室でした。目覚めてすぐ、腹部にものすごい痛みを感じ、呻きながら号泣してしまいました。そこで、すぐに使えるだけの痛み止めをすべて打ってくれたそうです。ここら辺の記憶は曖昧で、病室に戻ってから看護師さんに話を聞きました。かなり強い麻薬も使ってくれたそうです。

病室に戻った時は、痛みも少し和らいで声は出にくかったど家族と話もできました。最初は、ひとりで大丈夫だろうと思っていたけれど、やはり家族がいてくれてよかったです。

その日は、痛み、点滴、尿道カテーテルで身動きがとれずじっと耐えるのみ。もちろん水分は取れませんが、数時間したら口に含むことはできたそうです(あとから知りました)。

痛み止めの点滴を定期的に打ってもらい、夜は睡眠薬の点滴打ってもらいました。痛み止めは効きましたが、睡眠薬は効かずあまり眠れませんでした。また、痛みのせいか薬物の副作用のせいなのかわかりませんが、朝まで30秒ほどの夢(妄想?)を見ては目が覚めるというのをずっと繰り返していたような気がします。ぼーっとしていたのと痛みで記憶が曖昧なのですが、辛かったのは覚えています。同じ体勢のために腰が痛くなり、痛みで普通の呼吸が出来ず、呼吸が浅くなりました。動けないことによる恐怖心で何度もパニックになりました。

そういえば、こんな時に変なこと考えたりもしてたなー

術後のうなされる画像

看護師さんがたまに様子を見に来てくれたのも覚えています。本当にありがとうございました(T_T)また、次の日まで水が飲めなかったのですが、これは特に辛さは感じませんでした。食欲もないので、空腹との闘いもありませんでした(^▽^;)ホッ

痛みが強くて辛い場合は、看護師さんに話して痛み止めの注射をしてもらいましょう!

痛みは人によってかなり違うそうです。私は、強い痛みを感じましたが、ほとんど痛みを感じない人もいるそうです。いろいろな人に話を聞き来ましたが、特に高齢者は痛みに対して鈍感になる傾向にあるように思います。担当のお医者さんもそのように話していました。

同じ病室に私と同じ手術をした方がいましたが、それほど痛みは感じないようで、2日目(術後1日目)には歩き回っていました。私の場合2日目(術後1日目)は激痛で歩くのがとても辛かったです。座っているのでさえ強い痛みを感じていました。もしかしたら、私はたまたま他の人より痛みが強く出てしまっただけかもしれないですね。それに、強い痛みが引くのは早かったです。また、3日で退院したという人もたくさんいるようです。

某病院の腹腔鏡下胆嚢摘出手術を施行した患者の在院日数の分布

日数人数
3日24人
4日49人
5日15人
6日10人
7日~10日10人
11日~5人

腹腔鏡下胆嚢手術を施行した患者の在院日数の分布のグラフ

参照

私の場合、術後の痛みは強かったですが、術後3日目からは痛みが弱まったので手術日から4日で退院できました。

ちなみに、下の写真は胆嚢に入っていた胆石の写真です。こんなのがあの小さな胆嚢に入っていたのか~とって良かった(^▽^;)

胆石の画像

※取り出した胆石のひとつは検査に旅立ちました。

入院生活について(手術後)

手術後の入院生活についてお話です。

術後1日目

昼前に尿道カテーテルを外してもらい、少しは動けるようになりました。水も飲んでOk♪前日より痛みは和らぎましたが、少し動くだけでまだまだ強い痛みを感じます。この日は検査があり、看護師さんに介助してもらい車イスでレントゲン室まで移動しました。しかし、いざ検査しようと車イスから立ち上がった瞬間、強い痛みと、めまいが起こり、倒れそうになりました。それから、手がしびれて呼吸が乱れ、目の前が白くなり、音が遠くなっていきました。検査はもちろん中止になり、また介助してもらいながら病室に戻りました。

ベッドで休んでいると体調がよくなってきたのでトイレには歩いていきました。先ほどのめまいなどは起きませんでしたが、やはりかなり強い痛みがありました。点滴スタンドにつかまり、お腹を押さえ前かがみで一歩ずつゆっくり歩きました。途中痛みで足が前に出ず、何度か立ち止まりましたが何とかトイレまでたどり着くことが出来ました。同じ手術をしたお隣さんは、術後1日目で歩き回っていたのに( ;∀;)

尿を出すときもおなかの傷が痛みました。尿を出すのに腹筋って使われてたんだな~。あぁ~1日のうちにこれを何回も繰り返すのか・・・と暗い気持ちになりました。介助を頼めばよかったのですが、なんだか悪い気がして頼めませんでした。でも途中で倒れられたほうが迷惑ですよね。ちゃんと頼めばよかったです。

食事は昼食から出るようになりました(流動食)。食欲ないなーと思っていたのですが、食べ始めると箸が進みペロッと完食!お腹空いてたようです(-ω-)もちろん美味しかったです♪

夜は不安になりました。すぐに引くと思っていた「動いた時の痛み」がまだ強かった為です。少しずつ回復に向かってはいると思うのですが、なんだか不安な気持ちになってしまいました。元々不安になりやすく緊張しやすい性格なので、そのせいもあるかと思います。

入院した日から毎日担当の先生の回診があるのですが、術後は担当の先生以外に見たことのない先生方が数名おり大勢で来るので驚きました。

白い巨・・・

あんなに人数もいないし、長い廊下もないし、アナウンスもないですが「財前教授の総回診」を思い出しました。

術後2日目

午後には通常の痛みがかなり和らいでいました。しかし、寝返りや移動、食事など少しでも動くとやはり痛い。歩行は前日程の強い痛みはなくなりましたが、1日4回の歯磨きとトイレはやはり大変でした。食事はおかゆから普通食に変わりました。この日点滴が外れて痛み止めも点滴ではなく錠剤に変わりました。

腹部の痛みは、腹筋を使う動作で強く出ます。起き上がる時、寝返りを打つ時、座る時、立ち上がる時、トイレをする時、歩くときなど、日常生活のほとんどで腹筋をつかっています。私も、手術をして、痛みを感じで初めて知りました。こんな動きでも腹筋をつかっているんだな~なんて入院中はよく思いました。

なので、なるべく腹筋をつかわないように気を付けました。気を付けても変わらないことも多いんですけどね( ;∀;)

例えば、座る時や断つ時は腕の力を使うようにしたり、枕をお腹に当てたりしました。とにかく腕の力を使うことに意識を集中させました。歩くときは前かがみになり、おなかを押さえるといいかと思います。

くしゃみや咳はかなり痛いので、しないようにかなり気をつけました。くしゃみは鼻をつまめばおさまりました。咳も我慢しましたが、気管に水が入ってむせたときだけは我慢できませんでした。そんな時はおなかを押さえたり、枕をおなかに当てると普通に咳をするよりは痛みが和らぎます。

術後3日目

痛みはありますが寝返りもできるようになり、短時間なら横向きで寝られるました。歩くときの痛みもほとんどなくなり、おなかを押さえながらではありますが、売店まで行けるようになりました。シャワーも浴びれるようになり、気持ちに余裕が出てきました。

前日まで痛みが引かないんじゃないかと不安で泣きそうになりましたが、こんなに早く痛みが弱まり動けるようになるなんて!と気持ちが明るくなりました。

他の入院患者さんと仲良くなり、たくさん話すようになりました。温かい言葉に励まされ、楽しい会話で元気をもらえました。

この日の回診で、退院してもいいという話をされ、次の日に退院となりました。退院の目安は「痛み止めの注射が必要ない」ことと「創部の感染がない」ことだそうです。私自身、黙っていて痛いという事はほとんどなくなったし、歩いたりシャワーできているので、翌日の退院を決めました。

術後4日目

痛みもだいぶ和らいで、おなかを押さえなくても歩けるようになりました。朝からシャワーを浴びて、病院での最後の食事をゆっくり楽しみ、仲良くなった他の患者さんにお別れの挨拶をしに行きました。10時頃に病室を出て、看護師さんやお医者さんに挨拶をして会計に向かいました。

会計での請求額は・・・・

120,000円

限度額適用認定証がなければ60万円くらいかかってたかもしれないですね~。

ちあきち
ちあきち

何はともあれ、無事退院できて良かったです。

手術後の食生活

先生曰く、食事は今まで通りでよいそうです。

油っこい食事は、おなかが痛くなったり下痢をしたりするかもしれないのでしばらく避けたほうがいいとも言っていました。

私は元々、油っこい食事をするとお腹をこわしたりガスが溜まってお腹が痛くなったりしやすい体質です。胆嚢がなくなったことにより、油ものを食べると更にお腹の調子が悪くなりそうです。

これからは、体の事をちゃんと考えて油ものを避けバランスの良い食事にしようと思います。

かかった費用の総額

入院日数8日間
手術~退院までの日数5日間

検査、入院、手術、交通費などにかかった費用の総額は・・・

184,530円

です。

簡単な内訳

医療費交通費
救急病院(深夜)16,000円10,000円
検査の為の通院(3日)14,630円14,900円
手術・入院(8日間)120,000円9,000円

8日間の食事代:7,820円
(1食460円×17食)

差額ベッド代:なし

まとめ

胆嚢摘出手術の入院期間の表

入院日数8日間
手術~退院までの日数5日間
※管理人の場合、病院の都合により手術前の入院期間が長かったです。

手術内容
腹腔鏡下胆嚢摘出手術
痛みが少なく早く退院できる。傷跡が目立ちにくい。一般的な在院日数は3日~11日。

痛み
痛みは人によってかなり違います。術後、ほとんど痛みを感じない人もいれば、管理人のようにすごく痛い場合もあります。いろいろな人に話を聞いたところ、痛みが少ない人の方が多かったです。

痛みが引くのは早かったです。

痛みを抑えるコツ

  • お腹の筋肉より腕の筋肉を使うようにする
  • 動くときは手や枕でおなかを押さえる
  • 歩くときはおなかを押さえて前かがみ姿勢で!

痛みが強かったらすぐに看護師さんに話して痛み止めの注射をしてもらいましょう。

退院後の食事
今まで通りの食事で良いそうですが、油ものはしばらく避けたほうがいいそうです。バランスの良いの食事を心がけましょう♪

重要!

医療費が高額になる場合は、限度額適用認定証は入院日までに用意しておきましょう!入院・手術費を安く抑えることが出来ます。

入院生活まとめ

手術前の入院生活
入院手続きをして病室へ。暇なので時間をつぶせるものがあると良いです。生活のリズムが変わります。

手術日
術後は痛みが強かったです。尿道カテーテル、点滴、痛みで動けませんでした。尿道カテーテルが入っているのでトイレの心配はいりません。水は飲めず食事もできませんが苦ではありませんでした。※強い痛みが出ない人もいます。

術後1日目
強い痛みがありました。この日から水を飲むことが出来ます。尿道カテーテルが外れ、離床し看護師さんの付き添いで歩行が可能になります。動くと更に強い痛みがあり、歩くのが本当に大変でした。食事は昼食から流動食が始まります。※この時点でスタスタ歩き回れる人もいます。

術後2日目
通常の痛みが和らいできましたが動くとまだ痛いです。点滴が外れて痛み止めも点滴ではなく錠剤に変わります。食事はおかゆから普通食に。※この時点でシャワーが可能になります。

術後3日目
痛みがかなり和らいで寝返りがうてるようになりました。歩行の痛みも治まり売店まで歩けるようになりシャワーもできるようになりました。翌日の退院が決まります。

術後4日目
会計をして治療費を支払い退院しました。通常の痛みも動いた時の痛みもほとんどなくなります。

腹腔鏡下胆嚢摘出手術の感想

術後1日目までは、強い痛みと動けないことへの恐怖や不安で本当に辛かったです。自業自得ですが・・・(;^ω^)

でも、入院して手術を受けて良かったと思っています。

家族や友人で病気をした人はたくさんいましたが、自分が病気をしてその大変さや辛さが身にしみてわかりました。人の優しさや温かさにふれて、これから家族や周りの人との関係などもっと大切にしようと思いました。

そして、自分の体をもっと大切にしようと思いました。自分の生活を見つめなおし、改心する良い機会になりました。

また、人と話しすのが苦手だったのですが、痛みや不安感、暇であるという状況のおかげで、色々な方と自然に会話が出来るようになりました!退院しても、自然に話が出来る気がします。

入院生活はとても良い経験になりました。

治療にあたってくださった先生、看護師さん、声をかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。

私は術後の痛みが強かったですが、ほとんど痛くないという方もたくさんいらっしゃいます。知人などから胆嚢摘出手術の話を聞きましたが、痛みは少なく3日で退院したという方がたくさんいらっしゃいました。同室で同じ手術を受けた方は、手術の次の日にスタスタ歩き回っていましたよ~。また、痛みの引きは早かったですし、退院後はすぐに普通の生活が出来ています♪
ちあきち
ちあきち

これから手術を受けるという方やご家族が手術を受けるという方など、是非参考にしてみてください。

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