こちらの記事では、2018年12月12日(水曜日)放送、ためしてガッテンの番組内容を載せています。今回のためしてガッテンでは、血糖値の最新情報についてです。食べるのが大好きなそこのあなた!必見です。
お酒で血糖値が下がる⁉シメが食べたくなる理由
血糖値は、1日の間の変動幅が上限の140を超えれば高血糖ということになります。ちなみに、1日のうちに一番血糖値が高くなる瞬間は食事の後です。
しかし、食事と一緒にお酒を飲むと、血糖値が下がるのです。食事とお酒を一緒に摂ると、肝臓がアルコールを優先的に分解します。ですので、血糖値が上がらないのです。
血糖値が低いと十分に栄養が取れていないと体が勘違いをして空腹感が強くなります。お酒の分解後に食事を分解され、最終的には血糖値が上がっていきます。ですので、お酒を飲んだ後の空腹感でシメを食べると、糖のとり過ぎになるのです!
こういった生活を毎日続けると・・・
お酒の後のシメが癖になる→血糖値が上がり肥満になる→糖尿病になってしまう
実は危険な低血糖!心疾患との関係
糖の過剰摂取は良くありませんが、健康な体を維持するために必要なエネルギー源です。人間は24時間、糖が必要なのです。
ですので、糖の不足は一大事です。低血糖は血管にダメージを与えてしまいます。低血糖自体が認知機能を悪化させるということも、数々報告されているそうです。1日の中で数値が70以下になることがあれば、それは低血糖だと言えるでしょう。
血糖値が70をきると交感神経が興奮し血糖値を上げるよう指示を出します。すると、肝臓や膵臓などの様々な臓器がフル稼働します。結果、体が血糖値を70に保とうとして糖を生み出します。
交感神経が興奮すると血管がぎゅうぎゅう縮んだり血液が固まりやすくなります。低血糖状態が何度も繰り返されると血管がダメージを受け、心臓病や認知症など様々な疾患につながる可能性があるのです。
低血糖状態になる人の特徴
低血糖になる人は、遅い時間に食事を摂る人です。問題点は、昼食から夕食までの間隔が長いということです。
もう一つの問題点は、食べる内容です。がっつりとカロリーの高いものをたくさん食べることです。
食事間隔が長いと空腹感が強くなりドカ食いの原因になります。
低血糖がわかるサインとは?
低血糖のサインは夜中に目が覚めるということです。低血糖の人は、眠りが浅く夜中に目が覚めてしまうということが多いそうです。
それは、交感神経が働いているからです。交感神経は体を活発に動かすときに働きます。通常、寝ているときは活動が収まります。
【低血糖のチェックポイント】
- 夜目が覚めてしまう(トイレ以外)
- 食事の間隔が長く夜遅い時間にがっつり食べる
2つとも当てはまる人は低血糖の可能性があるかも?
低血糖にならないための対策
昼食から夕食までの間が長くあいてしまいそうなときは、夕食までの間に軽く食事をとりましょう。番組で低血糖だった方に1週間実践してもらった結果、低血糖が改善されていました。
やはりドカ食いは良くありませんね。空腹を我慢して夕食をガッツリ食べるより、おなかがすいたら軽い間食で低血糖予防をしましょう!
ためしてガッテン
出演者
MC : 立川志の輔・小野文惠
ゲスト : 大島麻衣・木下隆行(TKO)・島崎和歌子
ナレーター : 山寺宏一