こちらの記事では、2018年12月17日(月曜日)放送、名医のTHE太鼓判!【関節痛が劇的改善!腰&膝&股関節】の番組内容や情報を載せています。 今回番組では、改善が難しい腰痛や股関節痛などの関節の痛みを改善する方法を紹介しています。
10分で腰痛改善⁉
腰痛に悩む日本人は約2,800万人いるといわれています。 しかし、腰痛の85%は原因不明でなかなか完治しないのが実情です。 そんなに腰痛をたった10分で劇的に改善する治療法があるそうです。
それはAKA-博田法。
開発者である博田節夫先生の名前から取ってつけられました。 腰痛の原因のほとんどは仙腸関節の機能障害です。 仙腸関節とは骨盤の仙骨のそばにある小さな関節のこと。そこの動きを改善するのがAKA-博多法です。
通常は仙腸関節に隙間があいていることで体がスムーズに動きます。 しかし、日常的に重いものを持ったり、中腰での作業など過剰な力が加わることで仙腸関節の隙間がなくなり骨が引っかかるように動きが悪くなるのです。 関節が動かないため、周りの筋肉が異常に収縮します。それが痛みの原因になると言います。
AKA-博田法では、仙腸関節の隙間を広げて、動きを良くしていきます。 その結果腰痛を改善できるのです。
腰痛が起こる一番の原因
それは中腰を取ることです。中腰は仙腸関節が不安定な状態です。ここに衝撃が加わると関節の動きが悪くなるそうです。
腰痛歴20年の遼河はるひさんが「望クリニック」を取材し、腰痛を劇的改善させる治療を体験します。 施術してくれるのは住田憲是院長です。
巣鴨にある「望クリニック」は数か月先まで予約が取れない人気のクリニックで、ドイツから治療を受けに来たという方もいました。
以下の写真は腰痛に悩む70代女性です。10分程の治療で足がこんなに上がるようになりました。施術による痛みはないそうです。
腰痛歴20年の遼河はるひさんも10分の治療を受けます。 痛みのある左足が2倍近く上がるようになりました。
腰のそらし具合も写真の通りこんなに変わりました。
遼河さん「(治療の)次の日から電車で立ってても痛くない」
3日後には山を30km上るロケがあったそうですが、腰が全然痛くならなかったそうです。
腰痛歴30年の渡部さんも治療を受けました 。
渡部さんもたった10分でこんなに足が上がるようになりました。
腰もこんなに反るようになりました。
AKA-博多法は膝痛にも効果的
住田先生によると膝痛でも仙腸関節の動きの悪さが原因の可能性があると言います。 これによって筋肉がこわばり、膝が痛むというのです。
左膝の痛みに悩むラサール石井さんが先生の治療を受けることに。以前左膝の半月板の手術しましたが、まだ痛みが引かないそうです。 現在は正座してもかかととおしりがつかない状態です。
治療前はこぶしひとつ分あいていたのに星座ができるようになりました。 だいぶ痛みが軽減したそうです。
家で簡単にできる腰痛撃退体操
教えてくれるのは、関節痛のスペシャリスト戸田佳孝先生です。
腰痛撃退体操
- 足を広げて腰を落とします。
- 手を膝の上に置いて肘を伸ばし左右交互に2秒間ずつ肩を入れます 。
2秒間交互に左右5回ずつ朝・昼・晩行います。
骨粗しょう症予防に良い食べ物
教えてくれるのは消化器のスペシャリスト大竹真一郎先生です。
長く続く腰痛や関節痛は圧迫骨折が原因の場合があるそうです。骨粗しょう症で骨が弱くなり、知らず知らずのうちに骨折してしまい、関節痛だと勘違いするケースも多いそうです。
骨粗しょう症予防に良いたべものはキクラゲです。
丈夫な骨を作るために必要な栄養素はカルシウムですが、実はもう一つ必要な栄養素があります。
それはビタミンDです。
キクラゲにはそのビタミンDが豊富に含まれています。食品の中でもトップクラスの含有量だそうです。 ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。 ビタミンDがあることで、カルシウムの吸収率がアップします。
さらに、ビタミンDは油に溶けるビタミン(脂溶性ビタミン)なので、油と一緒に摂った方が吸収効率がよくなります。 また、キクラゲは日光を長く浴びるほどビタミンDが増えるそうです。 そのため、太陽の光をたくさん浴び乾燥させたキクラゲはビタミンDが豊富なのです。
そこで、膝の痛みに悩む女優大島蓉子さんがキクラゲで膝痛改善生活に挑戦します。
2週間1日6枚程度キクラゲを食事に取り入れてもらいます。 膝痛にお悩みの80代女性と60代男性にも挑戦してもらいます。大島さんは、カレーやリゾットなどの様々な料理にキクラゲを加えていました。 他にも、カフェオレにキクラゲを入れていました。牛乳のカルシウムと合わせることで効果アップが期待できますね。
2週間後 ・・・
結果はビタミンDの数値が増え欠乏だったものが不足に上がりました。結局不足してるじゃん!と思われるかもしれませんが、大竹先生曰く、ビタミンDはそんなに簡単に増えないため、たった2週間でこれだけ増えたことはすごい事だそうです。 さらに、キクラゲ生活を送った2人もビタミンDの数値が上がっていました!
小島キッチン【絶品!キクラゲ茶漬け】
材料
- 乾燥キクラゲ
- 桜えび
- 塩
- 醤油
作り方
- 乾燥キクラゲををみじん切りにして炒ります
- 2分炒った乾燥キクラゲを急須に入れ
- 急須に塩をひとつまみいれ、お湯を入れます
- お湯で戻した桜えびを醤油で数分炒めます
- 茶碗にご飯を盛り、炒めた桜えびをのせます
- 好みで、ネギ、天かす、キクラゲを入れます
- 最後にキクラゲ茶を入れて完成です
天かすの油分がビタミンDの吸収を助けてくれるうえに、桜えびでカルシウムもとれる、骨粗しょう症予防に最適なお茶漬けです。
股関節予防に効果的な運動!
この運動を続けると股関節痛がやわらぐそうです。教えてくれるのは、関節痛のスペシャリスト戸田佳孝先生です。
【もも上げ測定】
股関節が抱えるリスクを測ることが出来ます。
- 手を腰の前に置き手の位置までももを上げます
- 左右で1回とカウントしこの動きを20秒間続けます
男性は40回女性は37回以下だと股関節通を発症するリスクが高くなります。
実は、股関節痛に悩む日本人は約520万人にいると言われています。 股関節痛で多いのが、変形性股関節症です。 変形性股関節症は股関節の軟骨が変形・すり減ることで付け根の痛み・可動域が狭くなる症状です。
そんな股関節痛の改善におすすめなのが四股です。四股は股関節を吊り上げる大腰筋を鍛えることが出来ます。 大腰筋は股関節を動かすのに使われる主な筋肉のひとつです。 大腰筋を鍛えることで、股関節を曲げるときにかかる負担が軽減されるのです。
また、四股の基本姿勢はおしり・太ももの筋肉も鍛えられるので、股関節まわりの筋肉も同時に鍛えられます。 さらに、四股を踏むときの足を開く体勢は股関節のストレッチになるそうです。
【四股のやり方】
- 股関節を開き足首は45度に開きます
- 軸足に体重を乗せて反対の足をあげます
- 上げた足はつま先から着地します
これを1日に左右10回ずつ行います。
これを股関節痛に悩む二人の女性と大堀恵さんに2週間続けてもらいます。
結果
股関節痛に悩む女性
2人とも大腰筋が増加していました。歩くと痛かったところが痛くなくなったそうです。大堀さんの大腰筋も増加していました。関節痛にお悩みの方は是非やってみてください!
名医のTHE太鼓判!
出演者
MC : アンジャッシュ(渡部建・児嶋一哉)・山瀬まみ
レギュラー出演 : 児嶋一哉(アンジャッシュ) ,・原西孝幸(FUJIWARA) ・ 藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト : 大島蓉子・大堀恵・橋本大二郎・遼河はるひ
医師 : 大竹真一郎・住田憲是・戸田佳孝・丸田佳奈・森田豊
ナレーション : 竹内まなぶ(カミナリ)・石田たくみ(カミナリ)